「目の神様」「眼病の神様」「目の手術」。あらゆる眼病にご利益のある神社、伏見稲荷の眼力社。
こちらは京都市伏見区伏見稲荷大社にある、稲荷山の「眼力社」さん(がんりきしゃ)という神社です。Yahoo、Googleでダイレクトに検索するとこのページが常に上位表示されるため、初めての方にもわかりやすくご案内いたします。
この裏山は稲荷山と呼ばれ、本殿である伏見稲荷大社よりも歴史が古く1300年も昔から目の神様として祀られています。伏見稲荷の神様は自然信仰。眼力社さんのご神体は大きな石の神様です。眷属神(けんぞくしん)には白い狐様がおられます。その姿を見た人も、不思議な神秘体験をした人も、また実際に盲目から目が見えるようになった人も存在します。
ここに行くには観光地ガイドでよく見かけるあの赤い鳥居をくぐりながら長い長い石段を登って行かなければなりません。片道約1.4キロ。けして楽なコースではありません。
今までお会いした方にお話をうかがってみると、目の手術をする前に一度、途中経過を報告に一度、治ってからお礼参りに一度。と合計2~3回訪れていらっしゃるようです。目を患った状態での参拝はかなり大変ですが、そうしてでも眼力さんに願掛けに行こう、山に登ろうという強い意志は、必ずと言っていいほど良い結果を招いているのだと思います。
新幹線なら京都駅からJRで2駅。他府県からでも伏見稲荷大社までは意外と近いです。そこからご家族の手を借り、ゆっくり登って約1時間ほどかかります。あなたも伏見稲荷の眼力社に一度願掛けに来てみませんか?
伏見稲荷の眼力さんには治眼を願う方々がお祈りに来られます。
白内障、緑内障、結膜炎、視力低下、角膜の病気、飛蚊症などの目の病に。症状の重い病気はまず専門医の検診をお受けいただき、その上で症状の軽減、回復、手術の成功をお祈りするときっと眼力さんは力を貸してくださいます。
直に伏見稲荷の眼力社まで参拝に来れる方は良いのですが、どうしても無理な場合は家族に代行をご依頼ください。 山に登れる方はぜひ直に現地の空気を肌で感じていただき、手水のきつねさんから流れる水に触れることをおすすめします。
アド街ック天国に出演した西村和彦さんのおはなし
以前、アド街ック天国で伏見稲荷周辺が放送されました。ご存知の方も多いと思いますが、眼力社に来るまでにある茶店の「仁志むら亭」は俳優 西村和彦さんのご実家。
その放送の際に西村さんが子供のころに「目が痛いと親に言ったら眼力さんに行け!と言われ、咳が出ると言えばおせきさん(おせき社)に行けと言われて、医者に行かせてくれよ~と思った」と言われていました。
確かにそのくらい神様のお力は強いのですが、まずはお医者さんの医学的な診断をしてもらってからお詣りに来てください。この世の中はバランスが大切。医学的診断と神頼みは相反するものですが、両方そろって初めて力を発揮するもので、どちらか片方だけでは難しいものです。
信じることで自己回復力を発揮
疑念を持たず素直に信じることで眠っていた潜在能力が呼び起されることは本当にあります。今回は東北に在住の方から心の中で神様にお願いし続けただけで実際に視力が回復したというご報告をいただきました。
私は東北に住んでいて、伏見稲荷大社へは行きたくてもなかなか行くことが出来ません。
それでも伏見稲荷大社の眼力さんへは、いつも心の中で話しかけることをしておりました。3年ほど会社で事務員としてパソコンと向き合う中で、裸眼で1.5あった視力が0.7まで落ちてしまいました。
家に帰って布団に入り眠る前に眼力さんへ心の中で話しかけました。「眼力さん、私の視力が良くなりますように~よろしくお願いいたします!」それから数ヶ月後、1年ぶりに会社の健康診断を受けたところ、なんと裸眼で視力が0.7から1.5まで戻っておりました!
特別意識して視力をアップさせようと努力していたわけではないのにです。視力検査の担当者から「今日は、絶好調ですね!」と笑顔を向けられ、とても嬉しく思いました。
やっぱり眼力さんは凄い!と感動いたしました。眼力さんいつもありがとうございます!
ここからは伏見稲荷の眼力さんに古くから伝わる実話をご紹介します。それは誰の身にも必ず起こることではないのかも知れません。でも強く想う気持ちが信じられないような奇跡を起こすことが、世の中には時おりあるのでしょう。
不思議な手水のご利益 ~眼の病平癒にご利益 眼力さん~
長い間、目を患っていた方がおられました。近頃その症状は悪くなる一方で、道を歩くにも誰かの補助がないと他の人にぶつかってしまうくらいにまで悪化していました。
「手術できなくもないのですが、それで良くなる可能性はきわめて低いですね」
ずっと診てもらっている眼医者さんにもそう言われ、その方は為すすべを無くしてしまいました。
「あとはもう神だのみだけか…」
その方が人伝いに眼の神様、伏見稲荷の眼力さんのことを知ったのはちょうどその頃でした。今までに多くの方が眼の患いにありがたいご利益を頂いている。そんな眼力さんのご利益を知ったその方は、祈願成就まで何回でもお参りを続けよう。そう覚悟を決め、健常者でも登り降りにはそこそこ疲れる稲荷山の参道に挑みました。
幾度となく眼力さんへのお参りを続けていたある日、いつものように眼力さんのお社で手をあわせ“眼の病が少しでも回復しますように…”と眼の治癒祈願を終え、帰路につこうと振り返った時でした。お社の横にあるきつねの手水の台座の岩のほうがなんだか気になり、ふと目をやると、なんと台座が左右に開き始めたではありませんか。驚いたその方は“目の錯覚?もしくは幻想が見えるほど自分の目が悪くなってきたか?”と思いもう一度目をこらして見直すと、なんと今度はその開いた岩がゆっくりと閉じたそうです。びっくりして近くに寄ってみましたが、ひびも亀裂もありません、手水の台座はいつもと同じ。
「きっと自分の思い違いだろう。お稲荷さんだけに、きつねさまにばかされたかな?」
何が起こったのか全く分からないその方でしたが、そんなふうに思い、眼力さんをあとにしました。ところが驚くことにそのお参りのあと数日が経ったある日を境に、その方の視力が少しずつ良くなりはじめました。
「驚いた。でもこれが眼力さんのご利益かも…」
その方は天にも昇る気持ちでした。お医者様も手の尽くしようがなかったその方の眼が少し改善したのですから。そしてさらに驚くことに、その方の眼はそれから日に日に視力を取り戻し、もとの視力に戻るまでにそう長くはかかりませんでした。
もうとにかく、あきらめかけていた眼が良くなったことを喜んだその方は、あのとき伏見稲荷の眼力さんで見た不思議な光景がなにか関係あるに違いないと、眼力さんにお礼参りに行かれることにしました。
「まぁ、あなた様も見はったんですか?」
眼力さんでのその一部始終を守り役の服部さんに話したところ、服部さんはその方の眼が良くなったことにたいそう喜ばれましたが、狐の手水の台座の話にはたいして驚かれませんでした。
「“あなた様も…”ということは私以外にも見た人がおられるんですか?」
驚いたその方は、身を乗り出して服部さんに訪ねました。
「はい、今までも同じように手水の台座が開く光景を見た方は、目の病が驚くほど回復されるんですよ。不思議ですなぁ」
その方は実際自分が体験したことにも驚きましたが、自分と同じものを見て目が良くなった人がほかにもいることにさらに驚きました。
「より多くの方に、この眼力さんの不思議なご利益が授けられるといいんですけどねぇ」
服部さんは、ご利益が授かると言っても神頼みだけしていても駄目だし、病院の治療だけをしていても駄目なときがある、要はバランスなんですよ。とおっしゃいます。
きつねの手水の台座のことは誰にも説明がつかない不思議なことですが、あの急な稲荷山道を何度も登らせたほど“眼を治したい”というその方の強い意志があったからこそ見事、祈願が成就したということは確かなことです。そしてその強い気持ちを持つことができるようになったことこそが、伏見稲荷の眼力さんの不思議なご利益なのでしょう。
オダイ、砂澤たまゑ先生の奇跡
伏見稲荷の眼力さんを語るとき、切っても切れない人物がいます。それが砂澤たまゑさん。オダイとは関西で霊能者を指します。2009年9月に87歳で亡くなるまで、稲荷信仰の霊能者として多くの講員を連れ、お山に登っておられました。女将の服部さんはこの方とは知り合いだったそうです。
砂澤さんは稲荷山の数ある祠の中でも眼力社には毎回立ち寄り、長い時間座って祝詞を上げておられたそうです。また眼力社前の服部さんのお宅の二階に宿泊しながら、御膳谷で滝行も行っておられました。この方の起こした奇跡は数多いのですが、眼力社で起こした奇跡は聞いた人みんなが驚きます。
なんと、目の見えなかった女性を山のふもとから連れて上がり、眼力さんに拝んで目が見えるようにしたというのです。詳しくは下の本に紹介されています。文中には眼力社の名前も複数個所出てきます。
【ご注意】出版社が前回の洋泉社から河出文庫に変わりました。内容は同じです。
奇跡が起こりました
目に関する悩みを抱えておられる方から奇跡のご報告を頂戴しました。
奇跡が起こりました。
私は2年前より左目の黄斑の真ん中に浮腫があり一気に白内障も入り、大学病院の専門医から黄斑の真ん中は神経が集中してるので手術は難しくここでしか出来ない。と言われ主治医と相談して様子を見ることにしました。それから何度か眼力さんにお参りしています。
7月に大阪に行く用があり1日延ばして眼力さんにお参りに行きました。大西さんが蝋燭をあげて座って神様と良く対話したらいいと言ってくださりそうさせていただきました。それからへびさんの抜け殻を触らせていだきました。帰ってからは色々なことがあっても余り気にせず過ごすようにしてました。
先日、眼科定期検診で先生から今、浮腫が綺麗に消えてます。と言われビックリしました。浮腫が消えるなんて奇跡としか言えません。直ぐ心の中で何度も何度も眼力さんに手を合わせ感謝しました。
未だ白内障があるので見え難いですが、矯正すればある程度視力があるので良いですと先生に言われたので安心しました。これも偏に眼力さんのお陰です。感謝、感謝です。お礼参りは来年になりますが必ず行きます。これからも眼力さんにお助けいただいた事に恥じないよう生きて行きます。
この方は眼力さんで額を購入し朝晩、一日二回、毎日お祈りされていたそうです。熱心な信仰心が奇跡を生んだと思える素敵な実体験ですね。
兄の神秘体験
コロナ禍で突発性の眼病になられた方のご家族より報告をいただきました。
神秘的な体験をしたのでご報告したくメールさせていただきました。どなたかのお役に立てれば幸いです。
私の実兄はコロナ禍で離婚と仕事の契約解除を経験し、過度のストレスから突発性の眼病になりました。視界が狭くなり買い物もままならない状態で実家で同居していましたが、藁をもすがる気持ちでネットで調べた眼力社に連れて行きました。
十日ほどして急に視界が開けて見えるようになり、体調も良く性格もカドがなくなりました。病床に伏していた時は口も殆ど利かず恨み事ばかり言い顔が別人になっていました。主治医に診せると良くなった原因はよく解らないと言われましたが精神的なものではないかと言っていました。
書いて誰かのお役に立てば、兄の回復も早くなるような気がしたので投稿します。苦しんでいる人が一人でもいなくなりますように。
自信をつけて何でもできるようになった人の話
全盲の方がいろいろチャレンジされた結果、たくさんのことができるようになったとお友達よりご報告をいただきました。
私の知人は全盲なのですが、このサイトで伏見稲荷の眼力社を知り今も家族の手を借りて年に何度か参拝に行っているようです。
彼は病気で30代後半から目が見えなくなったのですが、そこからほぼ十年間病院と自宅の行ったり来たり。最後の方は全く外に出なくなり、世間を嫌い、家族にあたり散らして引きこもっていました。ある時あまりに生きていくのが苦しくなり、(ほかの神様は術前に頼んでも聞いてくれなかったけど)改めて神頼みでもするかと思い、その時初めて眼力社を知ったそうです。
それから3年間、眼力さんまでの厳しい道のりを登ったり下ったりしていくうちに、家でしなかった家事手伝いも、掃除も、最近では日曜大工までできるようになりました。
本人が言うにはあのきつい階段の続く稲荷山を登れる自信が今の自信につながったと言います。これからも家族の手伝いとともにほかの目の見えない人たちの手伝いになるような仕事に復帰しようと考えているそうです。
上のおたよりの方は現在視覚障がい者のためのボランティアとして活躍されているそうです。見えるボランティアより、見えない人の気持ちがよくわかるため、細やかな気配りができる優秀な人材だとよく参加者から褒められるそうです。すいすい歩かれるので周りが、見えている人かと思ったと驚くそうです。