眼力社の10月、気候が良く初秋を楽しむ月参り

紅葉には少し早いかもしれませんが、最高のお山日和。眼力社へ10月の月参り情報。

眼力社の10月の月参り
紅葉と啼鳥庵 神宝神社 蘭の花

10月は気候が最高!快適にお山を一周できます。

天高く、澄み渡る空に見上げる渡り鳥

ひつじ雲

暑くジメジメとした猛暑からやっと解放されるこの季節。空を見上げれば、雁がV字になって大陸から渡って来ます。入道雲もいつの間にか消えヒツジ雲が「どこかへお出かけしようよ」と誘っているようです。

この時期は天候の良い日が続くので、遠出して秋の草木を愛でたり、風の匂いを感じたり自然に身を置きたくなります。また、日々の感謝を伝えに神社参拝するのもいいですね。

10月は三連休に眼力さんへ

10月の第二月曜と言えばスポーツの日。旧体育の日です。この三連休を使って京都へ出掛けてみませんか?稲荷山の日中はまだまだ暑いものの、朝晩は肌寒さすら感じます。ぜひこの連休を利用して眼力さんへ初詣りに行ってみませんか?

夏場は汗だくだった参道も心地よく登れますし、到着までの心の余裕が違います。ぜひこの暑い夏を乗り切れたお礼と日ごろの感謝を伝えに伏見稲荷へお越しください。

この時期の注意は巨大台風

2018年の台風被害のあった稲荷山

近年は海水温が下がらないので巨大台風が発生することが多く、10月でも気をつけないといけなくなりました。例えばイワシ雲が出たら天候悪化の前兆で数日後には大雨や台風が来ることもあるそうです。

2018年には稲荷山も台風の大きな影響を受けました。鳥居と雑木林がなぎ倒された光景は過去に類を見ないほど激しく、今でもそのつめ跡が残っている場所があります。台風が接近すると稲荷山は入山規制が発令されます。住民以外は入山できませんのでご注意ください。

秋の気配を感じる稲荷山山中

秋の紅葉が始まり始めた参道の大木

10月の京都は紅葉にはまだ少し早いですが、一部では色づいた木々もあり訪れる人を楽しませてくれています。

稲荷山は一周約4キロですが、初めて来た人の大半は先が読めず三ツ辻や四ツ辻で折り返すようです。しかしご利益のある隠れスポットや景色の良い見どころはその先にあるので途中で引き返すのは大変もったいなく、帰ってからネットで知ってあともう少しだったのに…という失敗談も聞きます。

萩の花と鳥居

また10月は気候に恵まれ、最低温度16度、日中でも28度前後で無理せずお山を一周できる絶好の季節と言えます。ぜひ道脇の野菊や萩などの草花を楽しみながらご参拝ください。あの有名な『枕草子』を記した清少納言も参詣したと言い伝えられています。

朱塗りの梁が美しい本殿

世界的な旅行口コミサイト「外国人に人気の日本の観光スポットランキング」でよく一位に選ばれる伏見稲荷大社ですので観光客はよそより多め。人気の理由は入場料が無料なのと駅から近く、時間を気にせず滞在できる気軽さのようです。

ぜひ今年はご家族やお友達と足を運んでみませんか?

10月は講員大祭が開催されます

伏見稲荷の楼門のきつね像

講員大祭とは毎年10月の体育の日(現在のスポーツの日)の前々日と前日の二日に渡って開催されるお祭りです。伏見稲荷大社を信仰する全国の講員さんが日頃のご神恩に感謝するとともに家内安全や商売繁栄を祈願するお祭で、境内では盛りだくさんの神賑行事が繰り広げられます。講員とは全国の稲荷大社信仰者により組織された団体のことです。

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