眼力社の10月、気候が良く初秋を楽しむ月参り

紅葉には少し早いかもしれませんが、最高のお山日和。眼力社へ10月の月参り情報。

眼力社の10月の月参り
紅葉と啼鳥庵 神宝神社 蘭の花

10月は気候が最高!快適にお山を一周できます。

肌寒さすら感じる、稲荷山山中

秋の紅葉が始まり始めた参道の大木●10月下旬 平日午前10時ごろ

秋といえば最近は台風続きになりました。大きな台風が続けざまにやって来て、河川の堤防を壊したり地滑りを起こして家を飲み込んだり、日本中で大きな災害を起こしています。悲しい話ですが今の時代はどこにいても安全と呼べる場所はなくなりました。

京都伏見稲荷山も例外ではなく2018年9月4日に21号台風の影響を受け、お山全体が2週間閉山したことがあります。それからは幸い何事もなく、毎年平穏に過ごせています。10月の京都は紅葉にはまだ少し早いですが、一部では色づいた木もあり訪れる人を楽しませてくれています。

秋空と白狐舎

稲荷山は一周約4キロですが、初めて来た人の大半は先が読めず三ツ辻や四ツ辻で折り返すようです。しかしご利益のあるお社や見どころはその先にあるので途中で引き返すのは大変もったいなく、帰ってからネットで知って(あともう少しだったのに…)なんていう失敗談も聞きます。

萩の花と鳥居

また10月の最大の特徴は気温。最低温度16度、日中でも28度前後で無理せずお山を一周できる絶好の季節と言えます。ぜひ道脇の野菊や萩などの草花を楽しみながらご参拝ください。あの有名な『枕草子』を記した清少納言も参詣したと言い伝えられています。

秋空高い本殿

幸運なことにこの日は雲も少なく、天高く秋空と呼ぶにふさわしい青空でした。境内ではちょうど満開を迎えたキンモクセイが観光客を香りでもてなしていました。夏と比べ日差しが穏やかな秋は影のコントラストが出ないのでカメラマンにも人気です。

朱塗りの梁が美しい本殿

世界的な旅行口コミサイト「外国人に人気の日本の観光スポットランキング」でよく一位に選ばれる伏見稲荷大社ですので観光客はよそより多め。人気の理由は入場料が無料なのと駅から近く、時間を気にせず滞在できる気軽さのようです。

ぜひ今年はご家族やお友達と足を運んでみませんか?

10月は講員大祭が開催されます

伏見稲荷の楼門のきつね像

講員大祭とは毎年10月の体育の日(現在のスポーツの日)の前々日と前日の二日に渡って開催されるお祭りです。伏見稲荷大社を信仰する全国の講員さんが日頃のご神恩に感謝するとともに家内安全や商売繁栄を祈願するお祭で、境内では盛りだくさんの神賑行事が繰り広げられます。講員とは全国の稲荷大社信仰者により組織された団体のことです。

眼力さんのみどころ情報