願いの引き寄せは祈りと努力
願いを書いて夢を実現させる「眼力さんの願力ノート」。これまで熱心にお参りを続けてこられた方のなかに、毎月、お参りの際に必ず1冊そのノートを求めて帰られるお方がおられます。ご商売をされておられるそのお方がノートに書いてお願いする内容はもちろんご自身の商売のことですが、それ以外にも家族の健康やお子さんの受験や就職のことなど、いろいろな願いを書いては叶えて頂き、また書いては叶えて頂き、を繰り返しておられるのだそうです。ゆっくりですが、ひとつ一つの願いが実現していくので、今ではノートに向かうことが毎日の日課となっておられるのだとか。
「これまで続けてきた月参りに加えて、眼力さんのノートを書き綴るようになってからというもの願望達成のチカラがついたなあと、自分自身で実感しているんですよ」
そう話してくださったそのお方のノートの書き方について、詳しくお話しをお伺いすることができました。私自身も含めこれから「眼力さんの願力ノート」を自分でもやってみようかとお考えの方のご参考になればと思い、ここではそのお方のノートの書き方を紹介させていただきます。
まず基本をおさえましょう。夢を実現するためのノートの書き方の基本は“現在完了形で書く”ことです。もちろんまだ実現していない願いを祈願するのですが「私が~に合格しますように」と書くのではなく「私は~に合格いたしました」とあたかもすでに実現したように書くことがポイントです。これは神社などのお参りでも一緒で「~しますように」と祈願していると、そうお願いしている状態が叶ってしまうので、完了形にして“~することができました”と祈願するほうが良いとされています。さらに願いごとはなるべく具体的に書きます。「商売が繁盛しました」とするよりも「売り上げ目標~万円を○月までに達成しました」と具体的な数字と期日もしっかり書き込みます。期日が過ぎてもまだ成就しないときは“未だそのときにあらず”まだ自分に何かが足りません。期日を延ばし何度でも挑戦します。そして祈願した内容は他言しないほうが良いそうですので、ノートに書いた願いごともたとえ相手が家族であってもむやみに話さないようにします。
これらが眼力さんのノートの書き方の基本です。この基本を踏まえたうえで、そのお方の書き方をおさえていきましょう。
ノートに書き祈ることで、夢を引き寄せる。
願い事を書いて、書いた願い事を読み返す。それを何度も何度もくり返すことが基本。そうすることで「引き寄せ」が起こり願いがかなうのでしょう。その書き方のポイントは下記の通りです。
- 1)新月の日に願い事を書く。
- 2)他人のためになる願いも書く。
- 3)願いが実現し「幸せになる」ことも書く。
- 4)書いた願い事は毎日読み返す。
- 5)これはという願い事は毎日書く。
- 6)そのための方法も尋ねる。
新月の日に書く。
まずひとつめコツは“新月の日に願い事を書く”です。願い事を実現する力がとても強いとされる“新月の日”、この話はかなり有名なのでネットで少し検索すると詳しい解説がいくつも見つかりますね。眼力さんのノートに願い事を書いてお祈りするならば、この日にするのがやはり効果的でしょう。毎月訪れる新月の日には心を込めて、願いが実現するよう祈りながら願い事を書きましょう。願いが実現するまで毎月、何回でも書き続けます。
他人のためになる願いも書く。
たいていの人は願い事がいくつもあるものです、眼力さんのノートでお願いするのは、その願いを全部書いて心から願えばいいのですが、いくつものお願いのなかにひとつは“自分以外、広く他人のためになること”も含めます。例えば飲食店の方なら「うちの店の料理で多くの人が幸せな気持ちになって、この街に笑顔を増やすことができました」や又、部品製造工場を営んでおられるなら「わが社の製品を使った機械が世の中の人々の暮らしを楽にしました」というように、自分の利益や幸福に関する願い以外に“他人のためになる願い”が含まれていること、これがふたつめのポイント。そうすることで全部の願いが実現しやすいのだそうです。ノートには自分のこと以外にも、他人や世の中のためになる願いも書くことが肝心です。
願いが実現し「幸せになる」ことも書く。
いくら願いがかなってもそれによって不幸になっては本末転倒。願い通り商売が繁盛したけど多忙になりすぎて病気になったなんてことになったら困りますね。願い事の対象はたいてい自分でしょうし、家族や親しい人でしょう。その願い事が自分のためであれ他人のためであれ、書いた願いが実現した結果「幸せになる」「喜ぶ」といった最終的な結果まで書きます。「お店が繁盛し、自分もお客さんもみんな幸せになりました」そんな願い事をノートに書ければ、読んでるだけで幸せな気持ちになりますね。
書いた願い事は毎日読み返す。
願い事を書いたノートは何回でも読み直します。眼力さんのノートをいつも鞄に入れておき、書いたページを一日に何回も読み返すのがとても効果的なのだそうです。ノートに書くだけでなく何回もそれを読み返すことで「引き寄せ」のチカラも大きく強くなり、願望達成に近づくのでしょう。特に「無理だ…」「ダメかも知れない」などとネガティブな気分になって挫けそうになったときは、眼力さんのノートを開いて読み返しまします。自分の文字で書かれている願いや目標を読み返していると不思議とチカラが沸いてきて、ヘコんでいてもまた目標に向かって頑張れるようになるものです。
これはという願い事は毎日書く。
誰でも願い事のなかには“すぐにでも実現してほしい”“絶対これだけはかなえたい”と思う重要な項目が必ずありますね。それもひとつやふたつではないかも知れません。そんな“強く思う願い”は、毎月の新月の日に書く以外に、毎日ノートに書きます。それも何回でも何十回でも。
「どうしようもなく落ち込んだ売上の回復を、毎日10回以上ノートに書いて祈りましたね」
そう話してくださったそのお方はノートを一月で使いきるほど、何回も何回も祈り書き綴られたそうです。眼力さんにその真剣さが伝わったのでしょう、願いかなってご商売が上向き、家族皆でにこやかに暮らしておられる今もそれは変わらず、次の願いを繰り返し書いて祈られているのだそうです。“心から願うならそのくらい容易いこと”なはずですが実際には、社会人でも学生でも家事に追われる主婦の方でも、誰でも忙しい日常のなかで毎日ノートを開いて願いを何十回も書き祈るのはなかなか難しいことです。それを実際にこなすには、たとえば朝起きてすぐであったり、出勤後、机に向かってすぐであったり、昼食の後、午後の始業前までであったり、家に帰って夜寝る前であったり、とにかく一日のなかのどこかでノートに向かえるときを探し願いを書くタイミングを決め、それを日課にしてしまうのが“毎日書き祈る”ことのコツです。“毎日コツコツ”は難しいと思っていても、人は習慣にしてしまうと逆に強いもので、身についた“クセ”は無意識のうちにでもこなしてしまえるものなのです。
願望達成のための方法も尋ねる。
ノートに書くのは願いだけではありません。願いを書いて祈ったとしてもその夢や目標を達成するために「どうすれば実現できるのか?」と自分がどんな努力をすればいいのかわからないでいる状態は苦しいものです。願いを書き祈るのと同時に、願望実現のために自分がしなければならないことを、ノートで眼力さんに訪ねることも重要な“ノートの使い方”のひとつです。
「~を実現するために、私はどうすることが必要でしょうか?」
そうノートに書き問い続けることでいつしか“気づき”があり、自然と実現に向かっていく自分になっていくのだそうです。これは潜在意識に働きかけることで達成に向けて行動しだすという人間の性質も原因のひとつでしょう。人の脳は課題を認識すると無意識にその攻略方法を探そうとするともいわれています。そんな人間の特性に加え、眼力さんのノートを通して心から真剣に願い、一所懸命にその手段を探す者には、きっと眼力さんが手をさしのべてくださります。眼力さんは“気づき”というカタチで“実現するための方法”を授けてくださるので、あとはその“気づき”というヒントに沿って自分自身も努力するだけですね。
祈ることと努力すること
“神さまは努力のない者に振り向いてくださらない”そんな言葉を思い起こします。願望達成を願う努力と、そのために実働する努力、その二つがそろってはじめて奇跡のような神さまの御力添えをいただけるのでしょう。毎日願いを書いては、その実現方法を尋ねる…。過去に書いてきた自分の文字を何度も見返す…。あたかもお百度を踏むかのようにノートに心を込めて書き祈ること、これが一つ目の“願う努力”です。一所懸命に祈願達成を願い、その手段を探す者には眼力さんにその真剣さがきっと伝わります。すると眼力さまが手をさしのべてくださり“気づき”というカタチで“実現するための方法”が授けられます。次は自分自身でその“気づき”に沿って実際に行動すること、これが二つ目の“実働する努力”です。授けられた“気づき”をいっしょうけんめいに実行します。こうして“願う努力と実働する努力”つまり“祈りと努力”が揃ったとき、ようやく神さまからの御力添えにより、その願いがかなう…。これが眼力さんの願力ノートで夢を実現するということなのだと知りました。
祈願するだけでなく自分も努力する、そうしていっぽ一歩、夢に近づいて理想の自分になっていく。眼力さんのノートによって着々とそれを実行されておられるお方から、今回このような貴重なお話しをお伺いできたことと、それによって“祈りと努力が願いをかなえる”という大切なことにあらためて気づく機会に恵まれたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。