愛のあるアドレス入り眼力さんの「書」
今では少なくなりましたが、以前の眼力さんの書には右下に、眼力さんを紹介するこのホームページのアドレスが入れられていました。ところがそれを見て和テイストの書にアルファベットで書かれた文字は入れない方が良いとおっしゃる参拝者も多くいらっしゃいました。そのことから現在ではアドレス入りの書の在庫は少なくなり、いわば“レア”な存在になってしまいました。ではなぜこのホームページアドレス入りの書が出来たかのお話です。これには深い愛のあるエピソードがあります。
見えない不思議な力を知ってもらいたい
眼力さんに月参りに来られては、いつも熱心に狐の手水を掃除される一人の方がおられました。その方は私より10歳以上年上の方で、眼力さんに月参りする者としてもずいぶん先輩にあたる方です。関西のとある一部上場企業に勤めておられ、若い頃から人生の好機、転落期をそれぞれ経験されてきました。その苦しい転落期から救ってくださったのが眼力さんだったそうです。それ以来約10年以上経つ今でも熱心に毎月のお参りを欠かさずにされておられます。この方は普段は神様や目に見えない力の話は一切されません。でもひとたび眼力さんの不思議な力を知っている人と話をするとその体験談は止まりません。
言ってみればこの方は眼力さんの持つ不思議な力を身を持って経験された生き証人。ご本人もその経験から、もっと多くの参拝者に眼力さんの不思議な力を知ってほしい、多くの人に今よりもっと幸せな生き方があることに気づいてほしいと心の底から思っておられます。
「眼力さんのことはまだみんなが知らないだけで知ればほとんどの人がその不思議な力に驚くと思う。だからもっと多くの人にこのお社のことを知ってほしいね。
それから稲荷山の山登りのように修行を兼ねた参拝は今の子供達にも、これから結婚しようか考えているカップルにも必要だと思う。なぜなら辛抱とは人生には絶対に必要なもの。そして結婚生活とは長い時間をかけて共に歩んでいく山登りと似ているからね。
また眼力さんだけでなく女将の服部さんの人柄にも触れてほしい。服部さんの言葉にはいつも生きるヒントが含まれていて翌日からでも仕事や生活の中で活かせるのが本当に不思議なんだよね」
そんな思いから服部さんに提言し、眼力さんの書にこのホームページのアドレスを入れることになったのだそうです。今では残り在庫も少なくなり、幻の書となってしまったホームページアドレス入りの書には、このような愛のあるエピソードが詰まっているのです。
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